2016年7月19日火曜日

北海道 興部町 冨田ファーム

2016年7月15日(金)16日(土)
北海道興部町の冨田ファームに泊まりました。

冨田ファームでは、ペンションを経営しており、紋別市に車で30分ですので、紋別でのそば打ち大会参加のために、ここに宿をとりました。
冨田ファームをご存知の方は多いかもしれません。日本のチーズ工房として、全国区のファームです。全国のチーズ大会での入賞も多く、有機にこだわった非常に数少ない農場です。土づくりから始まり、全ての循環工程が有機でサイクルが回るように整えています。乳製品の基になる牛乳もすごいです。一度、行ってみたと思っていたので、丁度良い機会です。

夕食には、野菜のグリルにラクレットチーズをのせていただくという超シンプル料理です。元々、野菜を最も美味しく頂く方法は、グリルしてそのまま食べると考えに至っているので、この超シンプル料理は、私には大変ありがたい料理でした。冨田ファームお薦めのラクレットを温めて、グリルした野菜に載せていただきました。出された野菜全てをいただいてしましました。冨田ファームのチーズ責任者のお嬢さんが、完食されたのは初めて??と驚かれていました。野菜とチーズ、最高でした。
夕食と朝食の間に、チーズ作りのことを詳しく教えていただきました。冨田ファームでは、チーズ作りだけでなく、土づくりから非常に科学的にアプローチしています。全てのデータを取り、管理して、改良を加えているのが良く理解できました。特に、チーズ作りは、少しずつ環境因子を変えることで起る結果のデータの蓄積を基にしています。再現性の確保のために、たゆまぬ努力をされているのが良く分かりました。他のファーム工房での感と経験に基づくチーズ作りとは一線を画すのでないかと、お話しを伺って感じました。日本酒造りが、データベース化され科学的アプローチで製造している獺祭等と通じるなという印象を受けました。帰りに、5種類のチーズと、現在試作中というチーズを分けていただき、お土産にしました。
もう一つ、冨田ファームの門向かいにある、冨田ファームのショプではチーズやその他の乳製品を販売しています。札幌への帰路に、お願いしていたお土産を受け取りに立ち寄った際に、ソフトクリームがある事に気付きました。いただいてみると、これば美味です。美味しい有機牛乳がそのままソフトになりました。超お勧めです。もう少し早く気付けば、良かったです。こちらに行かれた際には、ソフトとチーズは是非試してみてください。全くひつこさが無く、濃くしっかりした牛乳から作られる品は、本当に素材の美味しさが出ています。

冨田ファーム ショップ
冨田ファーム入口