2016年9月2日金曜日

食べ歩き(77) 酒田市 ル・ポットフー(フレンチ)

山形県酒田市で古くからフレンチの最前線でやられているル・ポットフーに初めて訪問です。
なかなか機会が有りませんでしたが、本日は台風が東北直撃ということで、酒田市に足止めになったのが幸いしました。
本日は酒田市でフレンチの古典を楽しみ、明日はやはり仕事で鶴岡なので、7月初旬以来のアルケッチャーノでイタリアンの前衛を楽しむことにしました。

本日、お願いしたのは、シェフのお薦め料理です。
現在は、加藤様がル・ポットフのシェフをされており、立ちあげ当時のシェフであった太田政宏様はオーナシェフとして酒田でやられています。

台風の風と雨の中、HOTELの上階から3階にエレベーターを降りると、そこはル・ポットフの店内です。
お店の方は、ベテランの方が対応してくださいました。
メニュープランは、大変オーソドックな内容でした。しかし、一つひとつは、この庄内地域での食材を用いて、普段はあまり食す機会のない食材を提供いただきました。


最初は、ホウボウというお魚のお造りとサザエのお造りです。
どちらも、美味しいです。
ホウボウとサザエの造り
2品目は、ばい貝とキノコのパイでの包焼でした。
ばい貝は味がしっかりで、キノコとあいます。
ばい貝とキノコの包み焼き
がざエビのスープは、非常に濃厚ですが後味は良いスープでした。
エビの旨みが凝縮されています。
がさえびのクリームスープ
アラの岩塩包焼です。アラというと、福岡のアラ(クエ)を想像しましたが、それとは別の魚で、スズキ科の魚です。白味がしっかりしていて、大変美味しい魚でした。美味しいのに、あまり聞かないのは、なかなか手に入らないからだそうです。庄内に来ないと食べられないのでしょうかね??
あらの岩塩包み焼き
メインは、美味しいお肉です。
少し、脂身が強いですが、後味は悪くありませんでした。
山形牛A5ランクグリル
ローズマリーのグラニュテ
焼きプリン


食べ歩き(76) アルケッチャーノ 山形県鶴岡市

久しぶりの寄稿です。長い間サボっていました。行き先が限られてきたというのが原因で、新たな発見が減ってきたためです。


岡田シェフのお店、アルケッチャーノへ3度目の訪問です。
最初は秋口に伺い、次に初春、そして今度は初夏(7月初め)です。
伺うたびに異なる料理を提供していただきますので、その引き出しの多様さが楽しみです。
初夏の食材で何が出るのかを期待しての訪問でした。
お客様は、私たちの他にお一人様が2組、ご夫妻の方が1組、数名での来店が1組でした。



最初の料理は、いきなり、鯛の頬肉キャビア添えでした。


2品目;鯛のセビーチェ

3品目;穴子と夏野菜の塩揉みを添えて
夏野菜の塩もみはうまかです。

4品目;桃とフルーツトマトの冷製パスタ
桃とトマトは合います。

5品目;イワガキのモロヘイヤトマトソース
イワガキ濃厚でした。


6品目;鮎となすのオイル焼き


7品目;カラシのジェラートにきゅうりの辛子漬けを添えて


8品目;クルマエビに白豆ピューレを添えて、その後にエビのスープをかけて
 写真なし、食すのが忙しく、それどころではない。

9品目;カエルの香草揚げとポテトピューレにクレソンを添えて
カエルは骨付きです。味はしっかりカエル味です。

10品目;河豚の骨のスープと河豚の白子とマスカルポーネスープ添え
食べると分かる骨の味。これは初めての味です。


11品目;フォアグラにコーン3種とコーンピューレとコーンのひげ揚げに玄米グリルを添えて
これは反則です。意表を突きすぎです。これが無茶苦茶美味しいです。


12品目;いんげんサザエセロリのジェノベーゼ冷製パスタ
サザエあいます。


13品目;甘鯛の松笠オイル焼きに茄子のピューレ
松笠が美味でした


14品目;仔牛ローストにトリフをかけて  ⇒ 写真なし、驚きで撮影不能。
15品目;牛すね肉のレーザー光線焼き


16品目;丸山さんちの仔羊のリブローストにフライド香草ポテト


17品目;羊のレバー・ 腎臓・心臓 を超軽いローストしているがほぼ生で
 超美味です。はじめていただきました。

18品目;レンズ豆のリゾットと鳩のローストにコンソメスープをかけて
レンズマメ美味い。

19品目;ミルクジェラードとアーモンドのババロアのよなもの

20品目;さくらんほ3種3用のシュークリーム


21品目;パン・フォカッチャとチャパタ
22品目;エスプレッソコーヒーお代わり付き

本当においしい22品でした。