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2018年3月23日金曜日

食べ歩き(128) 五十嵐 フレンチ 札幌

札幌で、オープンキッチンでフレンチを供する五十嵐さんへ伺いました。
福島県棚倉で小判寿司を営む和知さんから紹介いただいたお店です。札幌在住の私が、何故か福島の方からの紹介でというところが不思議です。

小判寿司の和知さん、五十嵐の五十嵐さん、郡山の粋・丸新の熊倉さん、会津のピッツェリア フェリーチェの矢沢さんは、大変仲が良いようです。今回、五十嵐さんとお話していてこのような結論に至りました。矢沢さんのベースである会津で、毎年コラボレーションしてイベントをやられているそうです。皆さん、それぞれ頑張ってる方々です。より美味しいものを提供しようと、日々努力されている方々ですので、馬が合うのでしょうね。

和知さん曰く、「五十嵐ワールドを堪能してきてください。」とご紹介いただいただけあり、クオリティーの高いお店でした。フレンチですが、その枠に足らわれずに和のテーストを加えています。お酢の使いが良く、キウイの酢漬け、コハダのテリーヌは寿司のコハダのように良い仕事をされています。

フレンチの領域では、超オーソドックスですが、それゆえに難しい料理である、パテ アン クルートをその都度研究されて提供されているようです。本日頂戴したのは、羊とクルミにクミンをくわえたものでした。大変良い出来で、柔らかい羊肉をパイがくるんだパテ アン クルートでした。これが、訪問の度にアップデートされて、よりおいしいパテ アン クルートに成長するのを楽しむだけでも、五十嵐さんへ伺う価値がありそうだと感じました。

パテ アン クルートといえば、毎年フランスで世界大会が開催されているほどに愛されている、フランスの単品料理です。昨年末に開催された、世界大会ではフランスで活躍している日本人シェフが賞をとられています。

2017年12月4日にフランスで開催されたのが、「第9回パテ・クルート世界選手権決勝」でした。本大会へのエントリーは世界各国から約100名。当日の決勝に進んだのは12名です。その中で、日本国籍の選手は3名が決勝に進んでいます。これだけで快挙だそうです。加えて、決勝に進んだ日本人の3名は、パリ「ランブロワジー」の吉冨力良氏が1位、パリ「ル・ブドワール」の坂口義朗氏が2位、アジア代表の「セルリアンタワー東急ホテル(東京)」塚本治氏は「騎士団賞」という結果となったそうです。3名ともに賞を獲得されています。この世界でも、日本人が活躍されているようです。

その他の料理を含めて本日のメニューは次のようでした。

牡蠣とキャビアとキウイの酢付け
→キウイの酢漬けは真空で漬けるので早くつかるそうです。

青森さくらますになすを焼き詰めたソース
→なすの焼き詰めたソースは真っ黒くなるまで焼き詰めていて優しいソースでした。

水ダコの干しもの
→回りが乾燥し硬い食感で中は生ですので、食感と塩味が絶妙であっさり美味しい料理です。3日間も扇風機で周りを乾燥させるそうです。

小鰭のテリーヌ
→前述のように、〆具合が絶妙で美味しいコハダをテリーヌ上に固めているので、食べ応え抜群のコハダ寿司のネタの塊です。コハダの寿司が好きな私には嬉しい一品でした。

羊のパテアンクルート 胡桃入り

トラフグ白子と毛がにの茶碗蒸し
→使われている材料と調理そのもので、想像通りの一品です。

ホワイトアスパラローストとトマトジュレに羅臼産ウニのせ
→太いホワイトアスパラをローストして、目の前で調理していたトマトジュレのようなソースにウニを載せていただきます。一緒に口に入れて口内調理です。面白い組み合わせでした。

自家製サフラン麺を自家製からすみで
→自家製サフラン麵に自家製からすみをかけていただきます。からすみが「おとなしい」感じでしたので、もう少し主張が強いともっと楽しめるかなと感じました。

菊芋とエビにトリフ添え
→菊芋とトリフは相性が良いので、フレンチでは定番だそうです。この菊芋は美味しかったです。私には、この定番は初めてでした。以前に食したこともあるのかもしれませんが、印象に残っていないというのが正直なところです。しかし、本日いただいた菊芋は美味しい芋で、このような食感と味の芋は食したことが無いと思いました。この料理は新鮮でした。定番だそうなので、またどこかで試せるかもしれません。覚えておきます。

ホタテのローストにカブソースとフロマージュブラン
→カブのソースとフロマージュブランを敷いた上に、塩だけでローストしたホタテの貝柱が乗った料理です。ホタテのいい塩梅とカブソースとフロマージュブランの組み合わせが良い料理でした。カブのソースは自然で美味しいです。

サーロインステーキと白老の原木椎茸を白老の原木椎茸を数時間煮詰めたソースで
→この原木椎茸そのものをローストしたものと、原木椎茸を煮詰めたソースは強烈に美味しいものでした。サーロインの陰が薄いほどに強烈です。その晩寝るまで、その香りと旨みが離れないほどでした。こんな椎茸があるのですね。五十嵐さん曰く、「今日の椎茸は少し小さいです。もう一回り大きなのが入ります。」もう一回り大きなのを今度はいただいてみたいです。

ジャスミンのジェラート
→たぶんジャスミンだと思います。椎茸が離れないのであまり覚えていません。そう感じただけなのですが、実際は違うかもしれません。

これらの料理のほかに、滋賀県の美味しいお店のお話や、漆塗りの話、器の話など色々と教えていただきました、大変楽しい時間を過ごすことができました。また、お伺いして色々とお話しできることが待ち遠しくなる五十嵐シェフでした。

2018年2月2日金曜日

食べ歩き(118) 日本料理e.(イーピリオド) 仙台市

日本料理e.(イーピリオド)に伺いました。
店名から、日本料理店であるとは思われますが“e.”が気になります。

何故知ったのかと言うと、このブログで紹介した、「仙台市役所青葉区茶室 緑水庵」に行った際に、その出口の斜め向かいにあるビル1階の真っ白な壁に「日本料理e.」という看板と白い扉、そして中を窺える小窓のあるお店を見つけたのです。たぶん日本料理店とは思えます。しかし、「e.」は何者だという記憶に残るお店でした。この日は、緑水庵という昔からの茶室が仙台市役所の一部であることに驚き、そして、この看板と店構えに疑念をいだいたのでした。
そのような訳で、日本料理e.に連絡し予約を入れて伺うことになったという次第です

今日は、いよいよ“e.”の意味がわかるのです。
店に入ると親方(シェフ)が笑顔で迎えて下さいました。私が一番乗りです。挨拶をすると、親方の前の席に案内していただきました。大変笑顔が素敵な方で、物腰がたいへん柔らかで、お話も急がずゆっくりです。なかなか良い雰囲気を持たれている方です。お年は若いです。出身は仙台だそうです。

東京に出て和食店数軒で修業をされたそうです。一番長かったのは、広尾の「分とく山」(野崎洋光シェフ)のところだったそうです。分とく山が新宿伊勢丹店をオープンする少し前からだそうで、ご自身はこの伊勢丹店で修業されたそうです。分とく山は、広尾から南麻布に移られたと思います。野崎シェフは、テレビでも活躍されている方で著名な和食料理人です。
その後、仙台に戻り、フレンチのnacreeで2年ほど修行をして和食との違いを確認したそうです。食材の扱いの基本が全く異なることを経験したのが大変良かったとおっしゃていました。肉の扱いなどは全く異なるそうです。フレンチの食材の扱いと、和食の扱いとをコラボできるような店を開いたそうです。静かなお話の中にしっかりしたコンセプトを感じます。美味しさを追求しているのがよく分かるお話でした。

千葉さんを親方と呼べば良いのか?シェフと呼べばよいのか?迷うところです。日本料理の千葉シェフという呼称にしようと、私の中で勝手に決めました。

このあたりまで話が進み、いよいよ"e."について尋ねてみました。
やはり、「これまでも多くの方から質問されました。」とおっしゃっていました。誰でも気になりますよネ。
「日本料理e.」は誕生3年だそうで、千葉シェフの息子さんも同年齢だそうです。彼の名からとったのだそうです。その際に、日本食に加えていく洋のイメージを出すために、アルファベットを使用したとのことでした。息子さんをいつも思いながら働かれている日本料理e.の千葉シェフです。

和食といっても、色々な和食があります。本膳料理、会席料理、懐石料理、精進料理。別の切り口では京料理、江戸料理、郷土料理。またジャンルを特定した鰻料理、天ぷら料理や鮨など。
現在、本膳料理や本当の意味での懐石料理は、ほとんど見られなくなりました。懐石料理は、茶懐石料理と名を変えて少しだけ残っています。現在の和食を標榜しているお店は
殆どが会席料理になると思われます。現在の会席料理と言われるものは、元々酒を供するための料理を目的としてはじまり、その後の発展の過程で本膳料理や懐石料理を呑み込んで発展してきています。そして、現在は、会席と懐石の区別を知らない日本人が殆どで、その区別が無くなっています。

和食の歴史は古いのですが、和食の目的別に分けられた懐石・会席・精進料理という厳格な区別は、現在では受け入れずそれらを融合して「美味しいを追求する文化」へと発展しているのが和食の現状です。現在の和食の主流は「美味しいを追求することを軸にした文化」です。ミシュラン、食べログ、食通や有名人の評価などは、味、美、環境などの尺度で評価します。そしてそれらに迎合する形で一般市民が大移動するするのです。美味しいを追求するという食文化の視点から考えると、日本料理e.が考える、日本料理とフレンチを組み合わせていこうとする試みは、自然な発想であり今後はどんどん発展していくのではないかと思います。

フレンチやイタリアンで肉を扱う際に、低温調理、熟成管理、冷却技術やレーザ光利用などの科学に基づく新たな管理・調理方法が開発されてきてます。これを日本食が取り入れないのは勿体ないわけで、どんどん取り入れていこうという考えが有ってよいと思います。

一方で、日本料理は伝統的な調理方法でなければいけないという考えもあります。しかし、そう言っている日本料理の歴史自体は、前述のように過去からそのような画一的に発展をしてきてはいません。唯一、踏襲しているのは茶懐石と禅寺での精進料理だけではないでしょうか。これらの二つのジャンルは、ある限られた方のみが対象で、多くの日本人はそれらを試すことも少ないのです。しかし、個人的には、この領域はしっかりと後世に残してほしい文化だと思います。茶懐石料理(懐石料理)と精進料理は伝統的な手法と文化を継承して発達して欲しいと思います。料理の目的が明確で芯の通ったこの二つの文化はそのまま残るのが良いですし、私自身はこれも大好きです。

そして、もう一方の私は、より美味しい料理を提供されると嬉しいのです。その時は、ジャンルなど関係ないのです。日本食にイタリアンが加わっても、フレンチに広東料理が加わっても、美味しいのであればそれはゆるされます。クリエーティブな発想と思考はむしろ喜ばしいのです。

歴史や伝統に基づく、ある意味重厚な料理も残してほしいし食べたいです。一方、クリエーティビティーな料理も食べてみたいという我儘な私の願いです。多くの方が同じような考えなのではないかな??と思うのですが?

文化を踏襲しながら、新たな知を融合していくという手法は、日本人にとって最も得意な分野です。日本と言う国は、歴史を紐解けば聖徳太子が「八百万の神」を作り、宗教を宗派を越えて何でも受け入れられという日本人の精神構造を構築してから、本格的な宗教戦争が無い珍しい国です。その何でも取り込み、融合し、新たなものを作り出すという気質は、明治維新や、直近の高度成長期では国の発展に大きく寄与しています。

話しを戻します。日本料理e.が今後どう発展していくのかが楽しみです。止まらずにどんどん進んで行って欲しいものです。
日本料理e.の室内環境は、洋風仕立ての白壁とむくの木で構成されています。静かで素敵な環境です。これも、千葉シェフが目指そうとする料理を演出しているのだと思います。

さて、料理です。
先付け :マキエビと ホタテとうるいに こごみの辛子餡かけ
優しい味で、千葉シェフを印象付ける料理でした。何も出しゃばらない美味しい餡かけです。


お凌ぎ:牡蠣と里芋のみぞれ合えの柚椀
柚子の器なので、その香りがうれしい料理です。牡蠣と芋が良く合います。それに、大根みぞれが絡んで優しい味に仕上げています。最期に残るジュースを飲みたかったのですが、隣にスプーンを用いして下さっていたのに、その存在に気づきませんでした。失敗ですね。

八寸:

  • フォアグラの茶碗蒸にセリ餡かけ
  • 春菊の呉汁和え
  • さつまいものキントン
  • カニときゅうりの錦糸卵巻き
  • 八幡巻
  • 鰯と大根の酢の炊き合わせ
  • チーズ入り蕗の薹の天ぷら
  • マキエビ頭の天ぷら
盛り合わせとして出されたのですが八寸です。
一つひとつが丁寧に造られています。食材の美味しさを引き出して下さっています。春菊の呉汁和えは、呉汁のインパクトが少し弱く春菊もおとなしい感じがしました。お互いに主張が強いのでどちらも弱まってしまったように感じます。強い者同士をどちらも強く感じさせてくれるともっと嬉しいと感じました。チーズ入り蕗の薹の天ぷらはそのチャレンジが活きていました。青カビを使っても面白いと感じました。

吸物 :アイナメとうぐいす菜(京野菜の蕪菜)に大根のお吸い物

お吸い物は、一番楽しみにしていました。お店の出汁を知るのに最も良い料理ですし、この味がその店の基本的な味になるので。
昆布と鰹の出汁でした。基本はこの組み合わせだそうで、昆布をしっかり効かせて鰹は少し弱めの香りにしています。美味しい出汁です。最近、鮪節を用いるお店の有ることを尋ねると、普段は使わないのですが、おせちには鮪節を使うそうです。鮪節の方が痛みが遅いので、おせちにはこちらの方が良いそうです。

お造り :
  • 平目
  • えんがわ
  • ぶり
  • ウニ
  • ふく白子のふく巻
どれも美味しいですが、トラフグの白子は美味しかったです。白子と刺身と皮を一緒に口に運ぶと、白子が溶けて、次に刺身の触感と皮が河豚の身の美味しさを連れてきます。一度に楽しめました。


焼物 :さわらとアサツキの田楽焼き
鰆は、春を呼ぶ魚と言われますが、実はこの冬の時期が一番美味しいと言われています。美味しい鰆でした。また、あさつきがアクセントになっていて田楽を絡めると美味しさ倍増です。

季節の皿 (鉢肴):きんきと零余子(むかご)の蕪蒸し、かわいい器と共に
キンキも美味しいですが、蕪にまみれたむかごも美味しいです。むかごがユリ根の代わりになるのだということを学びました。これは使える。


強肴:仙台牛の和風ローストビーフ
仙台牛のイチボのローストビーフですが、火の入り方が絶妙でした。低温調理による料理ですが、美味しく仕上がってます。香りも良いし、味は牛の旨味が出ていますし、当然柔らかいお肉です。
お客さんによっては、ピンクの肉ではだめで、しっかり焼いてほしいという要望もあるそうです。赤い肉(生肉)は怖いという発想です。勿体ないですね。旨味が全く別物になってしまいます。しかし、それも好みでしょうか???

御食事
  • 鯛と里芋にカラスミのたき込みご飯
  • 味噌汁:豆腐となめこ
  • 香者:人参、山芋、菜
この炊き込みご飯は美味しかったです。カラスミの味がとてもよい料理です。カラスミは自家製だそうで、普段九州で手に入るカラスミの香りとは全く異なるものでした。カラスミ独特のシツコイ香りが無いので、このカラスミはいろいろな物に合わせられそうです。超粗挽き十割蕎麦に合うものを探していますが、このカラスミはその一つになりそうだと思います。一度チャレンジしてみます。


甘味
  • 水菓子:イチゴ、キウイ、オレンジ
  • デザ―ト:黄粉のアイスクリーム

最期に、先ほどの土鍋の炊き込みご飯んで余りをおにぎりにして下さりました。明日の朝食?です。これは、うれしいお土産でした。
(追記)
翌日に、このおにぎりをいただきました。「冷めても美味しいササニシキを使っているのです。」と言われていたように、美味しくいただきました。冷めると、カラスミの香りが弱くなるのを感じました。また、鯛が前に出てきて、存在感を増します。

2017年10月29日日曜日

食べ歩き(104) 札幌 モリエール 

年に一度だけ家族でモリエールうようになり4年になります。今年が4回目で、家族4名そろっての訪問は2回目です。今年は妻の母と姉が一緒に参加する予定でしたが、急遽参加できなくなり、結局家族だけでの訪問になりました。

10月末の訪問は初めてですので、晩秋の食材でどんな料理が味わえるのかが楽しみでした。店に着いたのが6時少し回ったころです。既に、客席は2席を残して埋まっています。通された席は、昨年と同じ席でした。座り順は変えて座りましたので、昨年とは異なる景色になりました。

前菜は、昨年と殆んど変わらずの内容です。玉ねぎのキッシュ、ごぼうのスープ、厚岸の生牡蠣、ホタテフリット、温野菜のサラダなどが出されました。また、メインの牛ステーキと添えられてるカブのローストも昨年と同じ内容です。

唯一、異なるのは魚の料理でした。アイナメのフォンドボーとそれに加えられた山椒の香りのリゾットです。その他の料理でも山椒が2種の料理で使われていて、温野菜サラダ、デザート後のいちじくチョコレートトリフュにのせられていました。また、胡椒は生牡蠣の料理と、メイン後に出された羊のチーズに黒コショウが使われ、メインの牛ステーキには白胡椒が使われていました。
の料理には、香辛料や香りを使う機会が増えているという印象を持ちました。これは、たぶんシェフの意思なのでしょうね??
アイナメ
リゾット
今回も大変美味しメニューでした。しかし、フレキシビリティーには少しだけ欠ける内容でした。前述の魚料理と香辛料の使用には新たなチャレンジが見られましたが、殆どメニューが一緒ですので、内容は安定して高いレベルですが、新メニューが少ないのは残念です。安定していることが大変重要ですが、新たなメニューへのチャレンジを、もっとたくさん見てみたいなと感じました。

デザートの後のお菓子に、オーボンヴュータンのガトー・ピレネー(フレンチでの呼び名ですが、ドイツのバームクーヘンです)が供されました。オーボンビュータンのクッキーやケーキは何度かいただいて、大変美味しいお菓子が多いです。ガトー・ピレネーは初めてです。美瑛町でモリエールとオーボンビュータンとのコラボ企画があったそうで、その縁でモリエールにオーボンビュータンの菓子があるのだそうです。
デザート後のお菓子
ぶどう3種
イチジクチョコレートトリフュ山椒のせ
オーボンビュータンのガトー・ピレネー

2017年4月29日土曜日

食べ歩き(100) アルポルト 弘前市

記念??すべき、食べ歩き100回記念は、弘前市のアルポルト (ALPORTO)です。Webでのアルポルトのジャンルは、「西洋各国料理」となっています。西洋各国料理という表現が、実はピッタリのお店でした。美味しい西洋料理を提供しますという表現に間違いはありませんでした。

弘前市は、お菓子屋さんと喫茶店が多い街です。また、フレンチ、イタリアンなどのレストランもたくさんあります。そんな街に、アルポルトはあります。以前に弘前に住んでいた友人に、「弘前で訪れるべきお店はどこ?」と聞くと、すかさず「アルポルト」と返ってきました。他の有名店や、食べログ上位店を聞いても、「是非、アルポルト」とその友人は答えていたのを思い出します。そんなアルポルトに、やっと伺うことができました。


アルポルト情報は友人からのイタリアンでおすすめというだけです。予約を入れた際にも、「コーストなどはないので、来店されてからアラカルトでどうぞ」ということでした。よって、何が良いのかはWeb情報のみです。アルポルトのフェースブックでは、パエリアの紹介があります。スペインなのかな?イタリアンなのかな?と明確に区別しないほうが良いのかもしれません。

来店して、メニューを眺め、何を頼んでよいのかわからないので、お店の方に伺いました。「何が、最もおすすめですか?」と。すると、「パエリアです」と即答でした。「それでは、最後にパエリアをいただくとして、他には何か?」と尋ねると、「今日のおすすめはこちらです。」と「本日のおすすめメニュー」をいただきました。たくさんあるお肉料理から、「チキンのカチャトーラ」をお願いしました。

この何気に頼んだ「チキンのカチャトーラ」は大変美味しかったです。大正解のチョイスでした。他にモット正解のオーダーがあったのかもしれませんが、他はわかりませんのでこれで良しとしましょう。

記念すべき100回記念は、このカチャトーラとお店のお勧めパエリアと、とても美味しい西洋料理を提供してくださるアルポルトで良かったと思いました。大変リーズナブルですが、一つ一つの料理が美味しくて、真面目に料理を提供してくださる姿勢が感じられる大変良いお店でした。友人がお勧め店と紹介してくれたアルポルトを、今度は、私が皆さんにお勧めしたいと思います。決して高級店ではありませんが、弘前に行ったら西洋各国料理アルポルト??です。




チキンのカチャトーラ
パエリア

2017年4月28日金曜日

食べ歩き(99) フランス食堂 シェ・モア 弘前市

フランス食堂 シェ・モアは1987年開業の弘前市のフレンチの町中食堂的な立ち位置で、リーズナブルな価格でフレンチを提供しているお店です。地元食材を使用した創作フレンチです。ランチもやってます。



今日は、ディナーで訪問。メニューはシェフのお任せです。地元食材を用いて、メインは和牛ヒレステーキのコースです。また、リンゴフルコースもあります。こちらは、リンゴを用いた料理が並びます。どちらのコースも5千円/人のコースで、大変ありがたい価格設定です。気軽に尋ねられるお店です。


今日は、最後のデザートをリンゴのものに変えていただき、弘前のリンゴも少しだけ堪能できるようにお願いしました。

店内は、テーブル席がたくさんあります。若いカップルが1組。年配のカップルが2組。ご家族6名が1組です。ワイワイと、少しにぎやかなところが、大変家庭的で良いです。
ボリュームは多くはありませんが、女性には十分かなと思います。
大変美味しい家庭創作フレンチです。




生ハムとクリームチーズのブリュレ
フォアグラのブリュレ
サツマイモのポタージュ
ソイとホタテのブリュレクリームとトマトのソース
リンゴのカスタードクリームグラタンン

2017年2月2日木曜日

食べ歩き(90) レストラン山崎 奇跡のりんご 弘前市

レストラン山崎に奇跡のリンゴの冷製スープをいただきに伺いました。

木村秋則さんの無農薬自然栽培のリンゴは、NHKプロフェッショナルでも取り上げられていますし、たくさんの著書があるので大変有名です。このリンゴがどんな味なのかにも大変興味があります。

レストラン山崎では、以前より木村農園のリンゴを用いたフレンチを提供した来たお店で、一度伺ってみたかったレストランです。木村農園の奇跡のリンゴを用いた冷製スープの開発物語は、「奇跡のリンゴスープ物語」となり出版されているのでご存知の方も多いのではないかと思います。

奇跡のリンゴスープと奇跡のリンゴを楽しみに、レストラン山崎へ。
本日のメニューは、シェフお任せの特別料理で定番のメニューにはないコースでお願いしました。最も善いという状態で提供される料理を楽しみにしました。

伺うと、最初にスープは3種類からオーダー出来るということでしたが、やはりリンゴの冷製スープでお願いしました。デザートもいくつかの中からオーダーできるということでしたが、リンゴとリンゴを用いたものでお任せしました。
そんなやり取りがあり、いただいたメニューは、次のようでした。



奇跡のリンゴ冷製スープはこれです。
はじめとの味で、美味しいスープでした。リンゴの良いところだけを抽出したように感じました。



奇跡のリンゴのコンポート

この後に、木村農園のリンゴを2切いただきました。
甘すぎず、自然なリンゴの味でした。

2016年12月14日水曜日

食べ歩き(88) 創作料理 華蘭亭 札幌市

札幌のホテルモントレにある、フレンチの華蘭亭です。

7名の面々で伺いました。
創作料理とありますが、店の前にはフランス料理とあります。店名からは中華かなと思われるような店名ですが。
飲み放題込みで5千円ですので、お安いフレンチですが内容は結構しっかりしています。かつ、席は個室に通されました。HOTELのレストランですが、コスパは高いです。

前菜は、ポテトサラダのシューとサーモンカルパチョ、フォアグラと根菜のパイ包み、パンプキンスープ、ロブスターグラタンと続き、メインは牛ロースト。最後にデザートとコーヒーでした。料理のボリュームは多くはありませんが、それぞれの料理はしっかりしています。
女性や食の少ない男性には、ちょうど良いボリュームだと思われます。








2016年11月20日日曜日

食べ歩き(84) モリエール 札幌

本日のディナーは家族で三ツ星フレンチの札幌モリエールへ伺いました。
昨年は12月のクリスマス前で、すっかりクリスマスメニューでした。今年はベーシックのコースでお願いしています。

既にあたりは真っ暗のなか、モリエールに到着したのが18:40で少し遅れました。
店内は満席です。カップル、ご家族、超ご年輩の紳士等様々のお客でした。
席は、最も奥の突き当りの絵画がかかる前の席で、昨年と同じ席です。

乾杯はシャンパンで、私はペリエで。

定番の料理と新作料理が入り混じっての楽しいメニューで、どの料理も大変美味しい料理でした。
北寄貝のリゾットは新作で、北寄貝の中に盛られ、味はシンプルですが美味しかったです。



玉ねぎキッシュ風タルト
ホタテの大場巻き天ぷらワサビ風味は手で食べた初めての天ぷら
クリームチーズと生ウニにオクラのスープ添え

温野菜サラダ
北寄貝のリゾット
十勝彩美牛ヒレ肉の炭火焼き
デザートは、モンブラン(焼きメレンゲの本格派)