2017年12月15日金曜日

食べ歩き(111) 秋田 すし兆

またまた、秋田訪問に合わせて、「秋田 すし兆」の親方に無理を言い予約を入れました。
寒波と低気圧で強風のでしたが、飛行機は無事に秋田空港に降りました。

秋田の雪も年々少なくなってきていると伺いますが、12月ですのでこの程度の雪が普通なのかもしれません。飛行機からの秋田の眺めは、一面真白ですが道路には雪がありません。空からの秋田は、白と黒のコントラストです。道路は真っ白の中を真っ直ぐに黒く描かれています。
今年の冬は早いみたいです。

季節も変わり、秋田の今の旬の食材の寿司を楽しみにしての来店です。HOTELから店までは、バリバリと音を立てて降り続けるアラレでした。店に入ると、先着のお二人がすでに来店済みで、空いている席は1席でした。今日は、私を加えて3名です。

親方は、先週末に東京・鎌倉で美味しいものを沢山いただいてきたそうです。うらやましい限りです。鰻は魚政で、日本橋のフレンチ、鎌倉のイタリアンだったそうです。最後のイタリアンでは、熟成の鹿肉が大変美味しかったそうです。鹿肉は癖がなく、ジビエでは食べやすいお肉です。それの熟成したものは、より一層美味しのでしょうね? 残念ながら、親方は、この店の名前を覚えていない??そうです。鶴岡八幡宮近くで、わき道に入ったところのイタリアンとのこと。Webで検索すると、店はありそうですが、そことは限りません。

鹿肉といえば、だいぶ前に、「今、猟で打ってきたという鹿のルイベ」をいただいたことがありました。これは美味でした。散弾銃の玉も入っていました。このことがあってからでしょうか?ジビエは、私に対して命の尊さを改めて感じさせます。生まれた時から食用として育てられる豚、鶏、牛。和牛は加えてヒトにとって美味しくするために手を加えられるわけです。これをいただいたときに感じる、肉への敬意と、ジビエに対する敬意には、本来差がないはずですが、ジビエの方がより強く敬意を感じて食すようです。

これは、私に限ったことかもしれません。この行為、思考自体が間違いなのかもしれません。どちらも、生をいただいているわけですので、感謝の気持ちは本来一緒でないといけませんでしょうから。しかし、ジビエを前にして、考えさせられる機会を得られるだけ幸せなのかもしれません。

なぜ、ふとそう思ったかというと、明日は、鶴岡のイタリアンに伺う予定です(また、記載します)。昨年のこの時期には、ジビエ料理が用意されていたので、明日もジビエかもしれないと考えていたことが、引き金になったのかもしれません。

冬に入り、魚も大ぶりの魚が増えてきているそうです。大型化で旨みを増す魚も居るようです。今日は、そんな魚も用意していると、16貫がスタートしました。

本マグロ
佐渡のブリ
ひらめ
こはだ
サワラづけ
サヨリ
本カワハギと肝

セリ(根付)吸物
サバ







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