2016年12月9日金曜日

群言堂 榮玉堂 戸田屋正道 焼き菓子しょかん 山形市

どら焼きといえば、私の一押しは、日本橋の「うさぎや」です。
東北のどら焼きで最近人気があるのが、山形市の榮玉堂のどら焼きです。

山形市役所の近くにある榮玉堂に入ると、サッカーの中田さんや、ジャンプの高梨さんが来店した際の写真等がありました。スポーツ選手もどら焼き好き??なのかも。
そういう私も、どら焼き大好きです。
日本各地を伺った際には、どら焼き、羊羹は必ず試します。今日もその一環です。

榮玉堂 どら焼きで最も人気なのが、カマンベールだそうです。カマンベールのクリームをどら焼きの皮で挟んだものだそうです。どら焼きと言えば、中に挟まれるのは小豆あんです。クリームは邪道という考えもあり、折角勧めていただいたのですが、通常の小豆あんのどらやきだけを購入しました。なんと天邪鬼なという考えもよぎりましたが、やはり小豆あんでしょう。

実は、他にもう一軒行ってみたいお店があります。戸田屋正道という和菓子屋さんで、Webでは美味しそうな和菓子を提供しているようです。榮玉堂を出て、ブラブラと歩いて戸田屋正道に向かいます。

途中に、昔の商家と小川が流れる素敵なお店群がありました。七日町商店街の一角です。
お茶屋さん、呉服屋さん、そば屋さん、雑貨屋さんと素敵なお店が並んでます。この一角の最も奥に、「群言堂」がありました。「おはようございます。」と、声をかけられ思わず店の中へ。
全く「群言堂」のことは知りませんでした。島根県の石見銀山生活文化研究所という所が経営しているお店の、山形県のサテライト店だそうです。


店の中に置いてあるのは、自然色あふれるものや、昔ながらのものが置かれています。群言堂は、その筋(どんな筋)では、有名は自然派の生活を提案しているお店です。自然なものという所には大いに共鳴するところがあるので、お店の方に色々と教えていただきました。群言堂のこと、この辺で美味しいお店、保存剤や甘味料などを使用していないお菓子屋さん等々。そんな中で、「焼き菓子しょかん」「渋谷食品店」「月のパン屋」などの新たなお店情報をGotです。

群言堂のことは、これを機会にWebで調べてみます。大変面白い活動を長いこと行われてきているようで、大変興味深い団体のようです。ちょっと使ってみて、本当に良いものなのかを確認してみようと、布巾と変なたわし?を購入しました。一度使ってみます。





さて、群言堂を出て、戸田屋正道へ向かい直しです。結構歩いてやっとたどり着いた戸田屋正道は、お休みでした。なんということでしょうか?!!しっかりと定休日を確認していなかったのが悪いのです。
戸田屋正道から踵を返すと、そこに豆腐屋さんがあります。イートインが出来そうです。やけくそではありませんが、誘われるようにお豆腐屋さんへ。美味しそうなお豆腐が沢山並んでいます。懐かしい、豆腐団子があります。豆腐団子は、がんもどきより豆腐分を残して丸く揚げたものです。豆腐団子は、小学生のころからの大好物です。なかなか作っているところが無いので、最近は食べた記憶がありませんでした。思わずこれを頂きました。回りはがんもどきより硬く、中はがんもどきよりふんわりで、豆腐が沢山です。美味しかったです。ついでに、「湯葉揚げ卵とじ」というのもあります。こちらも思わずいただきました。お腹が空いていたのです。

戸田屋正道がお休みなので、もう一店どこか回ってみようと、豆腐団子をいただきながら思案。
先ほど群言堂で教えていただいたお店に行ってみようと、「焼き菓子しょかん」へ向かいます。ナビで見ると、今いるところが南高校の隣で、これから向かおうとするところは東高校の方です。歩くと小一時間かかりそうです。歩く速度も段々と遅くなってきていますが、頑張ってます。

住宅街の中にあり大変わかりにくい「焼き菓子しょかん」にやっと着きました。お店を外から覗くと、小さなお店です。
フランス焼き菓子が少しずつ並んでいます。さすがに群言堂さんから教ええいただいた店だけあって、どれも、添加物や保存剤等は使用していないそうです。少しずつ、数品頂戴しました。




ここまで来たのは良いのですが、これから山形駅まで歩く気力は無く、バスを探して乗車しました。途中で、最初に伺った榮玉堂を通ります。フランス焼き菓子は試せるけど、和菓子はどら焼きだけです。そうだ、最初に進められた、カマンベールどら焼きを試してみようと、急な心変わりです。もう一度入るのは、少し勇気がいりましたが、幸い、最初に伺った際の店員さんと違う方が店に立たれています。もう一度、最初からイチオシはと問うと、「カマンベーールです。」との返事。すかさず、「それください。」

榮玉堂のどら焼きの特徴は、皮が柔らかいことです。皮は一層でできており、ふんわりとしています。小豆あんは、灰汁を取ながら煮込んでいると思います。なぜなら、小豆の香りと味が上品だからです。皮と餡共にうさぎやのどら焼とは趣向が異なるものでした。
イチオシの、カマンベールどら焼きは、チーズクリームサンドカステラという表現でしょうか。こちらも、美味しいお菓子です。



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