2016年12月20日火曜日

食べ歩き(89) orizzonte(オリゾンテ) 札幌

札幌のイタリアンで“Orizzonte”に伺いました。
何度か行ったことがあるお店です。
ピザが有名?なのかもしれません。パスタとピザの質を比較すると、ピザに力を入れているように感じます。

今日は、数名での訪問で飲み放題込みの5千円コースでした。
ピザ2種、パスタ1種、シザーサラダ、前菜、魚料理に、メインは豚のローストで、コスパは高いと思います。
お薦め?のピザは、マルゲリータ(写真)が1枚、茄子のピザが1枚でした。
大変薄いピザの下地に、アッサリと具をトッピングしているので、ボリュームは無いが食べやすいピザです。ピアにはたくさんの種類がありますが、アッサリなピザは食べやすいと感じます。美味しいピザでした。
ごちそうまさです。
前菜;鶏ささみのカルパッチョ

魚料理;ヒラメのフリッタ
メイン;豚ロースト

2016年12月14日水曜日

食べ歩き(88) 創作料理 華蘭亭 札幌市

札幌のホテルモントレにある、フレンチの華蘭亭です。

7名の面々で伺いました。
創作料理とありますが、店の前にはフランス料理とあります。店名からは中華かなと思われるような店名ですが。
飲み放題込みで5千円ですので、お安いフレンチですが内容は結構しっかりしています。かつ、席は個室に通されました。HOTELのレストランですが、コスパは高いです。

前菜は、ポテトサラダのシューとサーモンカルパチョ、フォアグラと根菜のパイ包み、パンプキンスープ、ロブスターグラタンと続き、メインは牛ロースト。最後にデザートとコーヒーでした。料理のボリュームは多くはありませんが、それぞれの料理はしっかりしています。
女性や食の少ない男性には、ちょうど良いボリュームだと思われます。








2016年12月9日金曜日

群言堂 榮玉堂 戸田屋正道 焼き菓子しょかん 山形市

どら焼きといえば、私の一押しは、日本橋の「うさぎや」です。
東北のどら焼きで最近人気があるのが、山形市の榮玉堂のどら焼きです。

山形市役所の近くにある榮玉堂に入ると、サッカーの中田さんや、ジャンプの高梨さんが来店した際の写真等がありました。スポーツ選手もどら焼き好き??なのかも。
そういう私も、どら焼き大好きです。
日本各地を伺った際には、どら焼き、羊羹は必ず試します。今日もその一環です。

榮玉堂 どら焼きで最も人気なのが、カマンベールだそうです。カマンベールのクリームをどら焼きの皮で挟んだものだそうです。どら焼きと言えば、中に挟まれるのは小豆あんです。クリームは邪道という考えもあり、折角勧めていただいたのですが、通常の小豆あんのどらやきだけを購入しました。なんと天邪鬼なという考えもよぎりましたが、やはり小豆あんでしょう。

実は、他にもう一軒行ってみたいお店があります。戸田屋正道という和菓子屋さんで、Webでは美味しそうな和菓子を提供しているようです。榮玉堂を出て、ブラブラと歩いて戸田屋正道に向かいます。

途中に、昔の商家と小川が流れる素敵なお店群がありました。七日町商店街の一角です。
お茶屋さん、呉服屋さん、そば屋さん、雑貨屋さんと素敵なお店が並んでます。この一角の最も奥に、「群言堂」がありました。「おはようございます。」と、声をかけられ思わず店の中へ。
全く「群言堂」のことは知りませんでした。島根県の石見銀山生活文化研究所という所が経営しているお店の、山形県のサテライト店だそうです。


店の中に置いてあるのは、自然色あふれるものや、昔ながらのものが置かれています。群言堂は、その筋(どんな筋)では、有名は自然派の生活を提案しているお店です。自然なものという所には大いに共鳴するところがあるので、お店の方に色々と教えていただきました。群言堂のこと、この辺で美味しいお店、保存剤や甘味料などを使用していないお菓子屋さん等々。そんな中で、「焼き菓子しょかん」「渋谷食品店」「月のパン屋」などの新たなお店情報をGotです。

群言堂のことは、これを機会にWebで調べてみます。大変面白い活動を長いこと行われてきているようで、大変興味深い団体のようです。ちょっと使ってみて、本当に良いものなのかを確認してみようと、布巾と変なたわし?を購入しました。一度使ってみます。





さて、群言堂を出て、戸田屋正道へ向かい直しです。結構歩いてやっとたどり着いた戸田屋正道は、お休みでした。なんということでしょうか?!!しっかりと定休日を確認していなかったのが悪いのです。
戸田屋正道から踵を返すと、そこに豆腐屋さんがあります。イートインが出来そうです。やけくそではありませんが、誘われるようにお豆腐屋さんへ。美味しそうなお豆腐が沢山並んでいます。懐かしい、豆腐団子があります。豆腐団子は、がんもどきより豆腐分を残して丸く揚げたものです。豆腐団子は、小学生のころからの大好物です。なかなか作っているところが無いので、最近は食べた記憶がありませんでした。思わずこれを頂きました。回りはがんもどきより硬く、中はがんもどきよりふんわりで、豆腐が沢山です。美味しかったです。ついでに、「湯葉揚げ卵とじ」というのもあります。こちらも思わずいただきました。お腹が空いていたのです。

戸田屋正道がお休みなので、もう一店どこか回ってみようと、豆腐団子をいただきながら思案。
先ほど群言堂で教えていただいたお店に行ってみようと、「焼き菓子しょかん」へ向かいます。ナビで見ると、今いるところが南高校の隣で、これから向かおうとするところは東高校の方です。歩くと小一時間かかりそうです。歩く速度も段々と遅くなってきていますが、頑張ってます。

住宅街の中にあり大変わかりにくい「焼き菓子しょかん」にやっと着きました。お店を外から覗くと、小さなお店です。
フランス焼き菓子が少しずつ並んでいます。さすがに群言堂さんから教ええいただいた店だけあって、どれも、添加物や保存剤等は使用していないそうです。少しずつ、数品頂戴しました。




ここまで来たのは良いのですが、これから山形駅まで歩く気力は無く、バスを探して乗車しました。途中で、最初に伺った榮玉堂を通ります。フランス焼き菓子は試せるけど、和菓子はどら焼きだけです。そうだ、最初に進められた、カマンベールどら焼きを試してみようと、急な心変わりです。もう一度入るのは、少し勇気がいりましたが、幸い、最初に伺った際の店員さんと違う方が店に立たれています。もう一度、最初からイチオシはと問うと、「カマンベーールです。」との返事。すかさず、「それください。」

榮玉堂のどら焼きの特徴は、皮が柔らかいことです。皮は一層でできており、ふんわりとしています。小豆あんは、灰汁を取ながら煮込んでいると思います。なぜなら、小豆の香りと味が上品だからです。皮と餡共にうさぎやのどら焼とは趣向が異なるものでした。
イチオシの、カマンベールどら焼きは、チーズクリームサンドカステラという表現でしょうか。こちらも、美味しいお菓子です。



2016年12月4日日曜日

食べ歩き(87) Al-che-cciano(アルケッチャーノ) 鶴岡市

最近最もはまっている、アルケッチャーノに伺いました。
この季節は初めてです。
最初に伺ったのが初秋、次が初春、3日目が初夏、4回目は晩夏、そして今回は初冬です。
定番に加えて、その季節の食材を用い、思いがけない形で提供してくれるアルケッチェーノへの訪問は、私にとって最も楽しい時です。このような創造性豊かな料理を提供して下さるお店は大変少ないと思います。奥田シェフは著名な方ですが、やはり提供さえる内容が凄いと、毎回感心されます。
以前、フレンチの著名店を訪ね歩いたことがありました。その時出会った恵比寿ロブションの小皿のフレンチは、皿ごとに楽しめる料理でした。和食懐石のフレンチ版とでもいうべきでしょうか。

初冬のこの時期は、ジビエが楽しいのだろうなと想像をしながら、お店に着いた時には、あたりは真っ暗でした。店の中の明かりが、真っ暗闇を照らしています。その中で、数名の笑顔が窓越しに見えます。




店内は、年配の方がお二人、左の奥の方の部屋には団体で7-8名のお客さんが居られます。私は、右手の一番奥の席に案内されました。最初に伺った時に通された席がこの席でした。その後、一度だけ別の席でしたが、それ以外はこの席です。非常に落ち着く席で、この段階ですでに満足でした。数か月ぶりですが、ホッとして料理を待ちました。

今日は、机上に本日のメニューが載っていました。そういえば、最初に伺った時には、このようなメニューが提供されました。それ以後数回はメニューは無く、今回はありました。実は、このようなブログを書いているので、出来ればメニューをいただけると助かるなと思っていました。殆どの料理名は長いので、覚えるのが大変です。今日は、最初にお話しして料理名をいただこうと思っていた矢先ですので、この対応は、席のチョイスに次いで大変嬉しい二つ目の出来事でした。前回訪問時に私がフロアーの方々に色々と聞くので、彼らが最初に書いたものを渡そうと思われたのもしれません。この点について、確認はしませんでしたが、彼らの気の利いた対応であると思い込むことにします。その方が、嬉しさ倍増ですよね?!!



机上のメニューには、14品書かれています。この他に特別なメニューが加わるということで、ディナー開始です。
メニューにない料理が2品加わり14品のディナーでした。
今回の目玉は、やはりジビエです。雉、羊、猪の3種の肉を堪能しました。
3種ともに全く臭みは無く、しかし、それぞれで雉と羊は特有の味をだしています。そして、猪はぼたん鍋以来で、洋食でいただいたのは初めてです。全く癖がなく、しかし、他の肉とは違う味を大変おいしくいただくことができました。
これらのジビエをいただいた時には、ジビエの肉をいただいたのかと思うくらいアッサリしています。ところが、その後数時間、ジビエをいただいた感がどっしりと残ってます。

また、甘鯛のうろこ焼は何回かいただきましたが、今回のカリフラワーソースは美味しいです。カリフラワー自体が美味しい食材ですが、ここで出されるソースのクリーミーな味は良かったです。


<それぞれの料理>
白カブのスープとキリンサイ

ワラサの菜園風カルパッチョ

平目と燻製した鯛のテリーヌ

鮪のタルタルとトマトのカッペリーニ

黒ガレイのグリルとサルモリーリオソース

甘鯛のうろこ焼きとカリフラワーソース

甘鯛のうろこ焼きとカリフラワーソース

カキとキツネタラにカダイフ揚げを添えて

穴子のふんわり焼きと茄子のピューレ

魚介のキタガ(パスタ)トマトソース

藤沢カブと庄内豚の焼畑仕立て

雉とポテトのロースト

フォアグラとトリュフのリゾット

丸山さんの羊のローストとカモミール

猪のローストと赤根ほうれん草

甚五ェ門芋のゴルゴンゾーラグラタン

フォンダンチョコラとバニラのジェラード