仙台市の薬師堂に偶然伺いました。
仙台市内の東西を通る地下鉄ができましたが、余り乗る機会がありません。今日は、薬師堂という駅近で用事があり、初めて下車しました。用事が終わり駅に向かうと、通りから参道が伸びて桜が咲いています。また、奥にお堂が見えます。桜とお堂に引き寄せられていきました。
門の前に着くと、薬師堂とのことで、そもそもは、741年ころに、聖武天皇の発願により全国に建立された国分寺の一つで最北のものです。陸奥国分寺跡というのが本当の呼び名なのかもしれないことがわかりました。
現在の薬師堂は、慶長11年(1607)伊達政宗によって国分寺金堂跡に再建され、善逝堂ともよばれていて、厨子内には薬師如来像が安置されています。
境内には、薬師堂仁王門もあり、宮城県の文化財に指定されていて、薬師堂鐘楼が向かって右側の赤屋根に守られています。
この周りに桜が半分葉桜になりますが、まだ、咲いています。年配の方が、参道から入り真っ直ぐにお堂に向かいお参りしている姿が目に入ります。車の音が聞こえなくなると、お堂に近いづいていました。静かなところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿