柑橘類が熊本と鹿児島から届きました。
不知火、瀬戸香、はるかの3種類でした。
【不知火(デコポン)】デコポンを含む一種
不知火は、味が濃く大変美味しいです。酸味と甘味が絶妙です。大きさも、丁度よしです。
【はるか】デコポンの形
日向夏の自然交配実生で生まれた品種だそうです。黄色い皮を薄く剥いて、白い綿ごと食べるとお薦め文が有りました。淡い味わいですが水分は豊富で、初めての味わいでした。淡い柑橘という珍しい味わいで。
【瀬戸香】ミカン様形状
大きなミカン大の新種です。清美とアンコールとマーコットを交配したものだそうです。
これは、大変美味しい柑橘です。多分、今まで食べた柑橘の中で、No.1です。甘味、酸味と大変強いですがバランスが絶妙です。じょうのう(薄皮)は大変薄く、全く邪魔をしません。β-クリプトキサンチンがミカンの2倍だそうです。生産者からのメッセージには、昨年の日照不足のため表皮がきれいに仕上がりませんでしたと有りましたが、全く気になりませんでした。大変美味しい、お薦めの柑橘です。
参考資料
<せとか関連文献>松本亮司, et al. "カンキツ新品種 ‘せとか’." 果樹研究所研究報告 2 (2003): 25-31.
<Source Wikipedia>
<不知火>「清見(きよみ)」タンゴールと中野3号「ポンカン」を交配して誕生した。 果形は果梗部にデコが現われやすく不揃いになりやすく、果皮は見た目が粗く成熟するとややくすんでしなびるなど、外見上の弱点が目立ち育成試験場では選抜対象とはならず品種登録はされなかった。
<不知火とデコポンの関係>
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標であり、全国の柑橘関係農協県連合会を通じて出荷された不知火のうち、高品質を保つ一定の基準(糖度13度以上[要出典]、酸度1度以下[要出典])をクリアしたものだけがその名を使用することができる。よって、生産者個人での販売や柑橘関係農協県連合会を経由しない販売についてはデコポンの名称は使用できない。全国統一糖酸品質基準を持つ日本で唯一の果物の登録商標である。
1991年から不知火の中で糖度13度以上のものを選択して「デコポン」の名称で商品化・出荷が開始された。歪な外見上の特徴を逆にセールスポイントにしようとして命名されている。1993年7月には熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)が出願していた「デコポン」「DEKOPON」の登録商標が認可された(種苗登録はされていない)。
<瀬戸香>
1984年に農林水産省果樹試験場口之津支場において、タンゴールの「清見」と「アンコール」を掛け合せたものに「マーコット」を交配し、育成された品種である。
年明け以降出荷される中晩柑として「はるみ」、「不知火」(デコポン)とともに市場の評価が高く、海外からも注目されている。
果実の大きさは200グラムから300グラム程度で、タンゴールタイプとしては比較的大玉である。果面はなめらかで美しく、果皮は非常に薄く色も赤橙色を呈している。浮き皮の発生も少ない。アンコールの親品種であるキングマンダリンに似た香りがある。果汁糖度も13度から14度と極めて甘味が強い果実で食味が良い品種である。
0 件のコメント:
コメントを投稿