仙台市の和菓子店では賣茶翁が古くからある和菓子屋です。今日伺った「森の香本舗」は50年くらい前に店を開いたそうですので、昭和の開業です。城下町では比較的最近の和菓子店という事でしょうか?
店には店主の方が出られていて、色々とお話しを伺うことができました。上生和菓子は、今日は7品だそうで、亥の子餅が11月の菓子だそうです。粒あんを薄い餅でくるみ白ごまを和えています。また、早舟と言うお菓子は人気があり長く続いているそうです。早舟は牛皮を黒ゴマ餡でくるみそのまわりを黒ゴマの薄い羊羹で包んでいます。
この二つの上生和菓子をいただきました。どら焼きは大きくて(165gありました)一人で食べられるのか?と言うほどです。値段も張りますがこれも一ついただきました。甘みを抑えているので食べやすく、一人でいただいてしまいました。
空豆と言うお菓子は、空豆を使用しているわけではなく、形が空豆なのだそうです。干菓子かなと思ったら、半生菓子ですとのことでした。3-4日しか持たないそうです。大豆を軽く煎り半生の状態で潰して、和三盆と一緒にまとめて造るそうです。大豆の半生がどんな味を出すのかが楽しみで、これもいただきました。
干菓子は、コノ地カラという変わった名前のお菓子です。桂皮をもちいた菓子だそうです。その他の材料を含めて面白いお菓子です。こちらは味の創造が面白そうです。
仙台で見つけた、2店目の本格的は和菓子屋さんでした。
歴史は新しいですが、お茶席への菓子の提供もされており、大変美味しい和菓子屋さんです。
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