2017年11月15日水曜日

菓子/和菓子:どらやき 賣茶翁

賣茶翁に久しぶりに伺いました。
開店時間の1時間後でしたが、目的のどらやきを購入できました。無くなり次第で、早い時には1時間後には無くなってしまいます。


売茶翁(ばいさおう)(1675年7月8日 - 1763年8月24日)は、江戸時代の黄檗宗の僧で、煎茶の中興の祖いわれています。実在の売茶翁と仙台のこの賣茶翁との関連は、私にはわかりません。
売茶翁は、22歳の時に痢病を患ったことで陸奥に遊方したとの記録があります。また、売茶翁が一時期、仙台の萬寿寺で修業をしていたことがあり、その時にお店の初代と交流があって初代が師と仰いで教えを乞うていたことから、店名に名前をもらったようだという話もあります。これらを鑑みると、本当に売茶翁の名を受けた店名なのかもしれません。

また、電話やメール等の情報が一切ないので、直接伺ってお話する以外のコンタクト方法が無いのが面白いです。手が届く範囲で、上質なお菓子を作り続けてきたポリシーを今でも貫いています。現在では、珍しいお店ですが、味は変わらずに上質です。一つのお菓子をゆっくりと味わいたいお菓子がたくさんあります。

今日は、羊羹も作られていたので、本当に久しぶりにゲットです。その他に、上生和菓子が8種類ほどあります。その中から、一つは、餡が小豆の粒あんのものを選びました。もう一つを選ぼうと選択しますが、決めかねるので、今最もお薦めはどれですか?と店の方に伺ってみました。この時期にしかない、老松が良いと思いますという返事です。老松は、最も高価でしたが、めずらしいえんどう豆餡です。この老松を購入です。上生菓子は値が張ります。
真ん中が老松
老松
上生和菓子の小豆餡、どら焼きの小豆餡、最中の小豆餡とそれぞれが少しずつ異なる餡です。それぞれのお菓子に合う小豆餡を用いているのがよく分かります。どれも、美味しいですよね。


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