3年も続いている教室だそうです。
マンションの自宅を改築して、料理のためのサロンがあります。窓の下には廣瀬川が大きく蛇行する姿が見えます。室内は白を基調としたきれいなキッチンがあり、部屋の真ん中には大きなテーブルが。
私は初参加ですが、他の7名の参加者は何度か参加されている様子でした。女性の参加者が多く(当たり前かな)、男性は私一人です。
黒森シェフの料理教室は2か月に1回の頻度で開催されていて、その間の会には様々なシェフが登壇されるそうです。中華だけでなく、和食やその他のシェフの会もあるようです。
Salonの本日の内容は、中華の広東料理で用いられるソースの作り方をメインに、鶏の扱い、椎茸の扱いを中心に、黒森シェフの腕を見せていただくということなので、参加者が料理をするという場面はありません。
最初に、「醤油鶏」の作り方、「椎茸旨煮」「オイスタードレッシング」と続き、最後に「黑胡椒ソース」作りで終了です。広東料理のソースの造りは、フレンチやイタリアンのソースの造りに似ています。「中華=火力での調理」というイメージでしたが、なるほど、このようなソースがあるのかと、大変興味深かったですし、実際に使える内容でした。もちろん、我々でも使えるものを選んでいただいているのだと思います。
一通りのデモンストレーションが終わると、テーブルを囲んでシェフが作られる料理をいただきます。
メニューは次のようでした。
シーフードサラダオイスタードレッシング |
上海蟹フカヒレスープ |
醤油鶏と椎茸旨煮(デモで作られたもの) |
中国野菜のスチーム上湯ソース |
牛肉の黑胡椒ソース炒め 花巻を添えて |
豆腐花 |
また、最後の「牛肉の黑胡椒ソース(本日のレッスンのメインでした)炒め(実際にはソースをかけるだけ)」の黑胡椒ソースは、少しですが塩味が強いのではないかと思いました。提供された牛肉の甘味を、少し損なうかなと感じました。私だけかもしれません。勿論、ソースは大変おいしいのです。
また、機会があれば参加してみたと思います。我々が知り得ないシェフの「知」と「技」を教えていただけるので、これは大変参考になります。広東料理は奥が深いので、その広がりも楽しみであります。
0 件のコメント:
コメントを投稿