2017年11月11日土曜日

食べ歩き(108) アルケチャーノ

3か月ぶりのアルケチャーノです。
2015年10月1日(木)に初めて伺ってから、今回が7回目になりました。毎回、クリエイティブなメニューを提供していただき、伺うのがこんなに楽しいお店は他にないと感じています。そのたびに、新たな気付きを与えてくれるメニューです。

アルケチャーノに伺うようになって、日本の四季で採れる食材が変わることがよく分かります。この季節に伺うと、庄内ではこんな食材が採れる。即ち旬だという感覚が養われます。
今回も、数日前に連絡をいただきました。毎回、予約の確認のために連絡を下さいます。今回はその電話で、「何か食したいものがあれば言ってください。」との問い合せがありました。一瞬、これがもう一度食べたいなという食材が頭をよぎりました。しかし、「これが食べたい」と言うと、クリエーティビティーの妨げになるし、そこを楽しんでいるので言えないと改めて感じました。勿論、これが食べたいというのはありますが、それを伝えることで、その情報に縛られますので。
いつまで、楽しい料理が毎回出されるのか? その引き出しは何処まであるのか? 思いもよらない驚きをいつまで与え続けてくれるのかを楽しんでいます。それに答えて下さるアルケチャーノです。

今回メニューで、最後のディッシュの山形牛と米沢牛を同じ部位、同じランク(A5)で食べ比べてみて下さい。というのがありました。両方の肉を少しずつ代わる代わるにいただきました。私の感想は、「どちらも美味しい。」「米沢牛の方が、山形牛に比べて脂味を感じる。」「少しいただくには米沢牛が良く、少し大きなステーキでいただくのであれば山形牛のほうが良いかな。」という結論でした。しかし、何度もいただいての感想で、最初の「どちらもウマイ!!」と言うのが正直な感想でした。あえて、比べるのであればという感想です。

本日のメニュー
マコモダケの生ハム巻フリット
イチジクと生ハムのカッペリーニ
毛ガニとキュウリのサラダ
サンマともって菊のインブルティーニ
(生まれて初めてサンマを食べました)
ホタテの遠赤外線焼とブロッコリー
笹かまぼこのムニエル海苔バターソース
足長海老焼きリゾット
穴子と茄子の天火焼き
柳カレイグリルとキャビアソース
キノコのフェデリーニ
山形牛と米沢牛のビステッカ



2017年11月7日火曜日

とよま町 明治村 と 隈研吾デザインの能楽堂

宮城県とよま町です。
北上川沿いの小さな街です。
ここに明治村があり、当時の商家が残っています。観光客は少ないですが、全く居ないと言うわけではなく、多少は知られた土地のようです。この地は、街よりも鰻の方が有名かもしれません。
北上川(とよまでの流れ)
とよまの鰻屋(東海亭)

最初に、旧小学校が残っているのでそこに伺いました。私が通っていた小学校は、木造板張りでしたので、この小学校と一緒です。違いは、コの字型に設計されている点です。中庭を囲むように作られています。もうひとつの違いは、中庭に井戸が有ることです。わたしの通った学校には井戸がはありませんでした❗    
趣のある建物です。
小学校(この建物の裏に現在の小学校が隣接してます)
井戸の跡がありました
次に伺ったのは、商家を用いたカフェです。抹茶や和菓子、コーヒーや紅茶もあります。中は自由に見学できますので、二階に上がって見ました。雨が急に降りだし、しばらく雨宿りです。時間がゆっくり流れているようです。抹茶と練りきりの和菓子をいただきながら。
商家カフェ

東京オリンピック競技場をデザインされる隈研吾さんがデザインした能楽堂です。隈研吾さんは、これまでにもたくさんのデザインをされている世界的建築家ですが、この小さな町の能楽堂をデザインされたのに驚きでしたので。伺ってみると、とよまの能は、伊達藩のお墨付きで毎年一度だけ舞われるもので、大変貴重な能であることを知りました❗隈研吾さんがデザインされたのも納得です。
一度ここの薪能を観てみたいものです。毎年8月から予約を受け付けるようです。

隈研吾さんデザインの能楽堂
能舞台
今年の案内

2017年11月5日日曜日

菓子/和菓子:醸し小豆 三松堂

秋田市の三松堂は、何度か紹介しましたが、今回は「醸し小豆」です。

前回訪問時は、ANA翼の王国事件があり、店は込み合い、瓦煎餅は底をつき、店中のお菓子がなくなっているという状況でしたが、少しだけ落ち着いたようです。
お菓子は、少し残っていますし、瓦煎餅もありました。

相変わらずに、エキナカ店ではレトロ缶入り瓦煎餅が売れているという情報を得ました。
今回は訪問の2週間前に連絡し、棹菓子3種をお願いしました。今日は、その中の1品である「醸し小倉」を紹介します。

小麦粉、卵、砂糖、小豆、蜂蜜、リキュールでできています。これに乳化剤と膨張剤ですのでお分かりの添加物です。よって、和菓子ではなく洋菓子です。品名には小倉ケーキとある「醸し小豆」です。

リキュールをつけおいて1種間ほどしてから販売していますが購入後も少し置いてから食べたほうが、リキュールが落ちついてきて美味しくいただけると聞いたので、賞味期限ギリギリまで待ってからいただきました。

リキュールは本当に効いています。このリキュールの効き方は、ブリオッシュを切って紅茶味のシロップを染み込ませて冷やし、ラム酒やキルシュをかけたサヴァラン (savarin) のようです。そこまでは効いていないか??リキュールに小豆の風味と甘みが合います。美味しい棹菓子でした。

今回訪れた際には、女将さんが店に出られていました。いろいろな話を伺うことができました。中でも、店に置いてあった、栗菓子関連のお話がとても面白かったです。栗きんとんの原料の栗の産地のこと。栗を仕入れてから、一つひとつ手作業で皮をむくことから始まり、甘味料だけを加えた栗きんとんのこと。栗きんとんは色々な店で作っているが、やはり味の決め手は栗だそうです。どれだけ美味しい栗を仕入れるかにかかっているそうです。秋田県には日本一大きい栗「西明寺栗」があります。これは、高価なのでお菓子には向かないそうです。県南地域の栗農家から仕入れているそうです。長野県の栗は有名ですが、秋田の栗も大変美味しいそうです。最近は、「西明寺栗」が世間に知られるようになり、秋田の栗も少しずつ見直されてきたということでした。

秋田で最近有名になってきたものには、「ふぐ」があります。秋田ではたくさんのトラフグやその他のフグが水揚げされますが、宣伝しないのであまり秋田県内で食べられていませんでした。ほとんどは下関に回されていたのでした。それが、最近では県内消費が増えてきていて、フグの秋田という情報が少しですが広がりつつあります。(まだ、一部でしょうか)栗も、そうなのかもしれないなと思いながら、女将の話を聞いていました。

店のカウンターの上に、渋皮付きの大きな栗の甘煮が置いてあります。これは一度は試さねばと1瓶購入しました。お正月のきんとんの上に乗せるには贅沢ですが、それまで待っていただくことにしました。


2017年11月4日土曜日

菓子/和菓子:四道将軍 吉田菓子舗 会津若松 

店名:吉田菓子舗
場所:会津若松馬場町
めいじそうぎょうの吉田菓子舗に入ると、女将さんが対応してくれました。お店の一押しは、「巴最中」と「四道将軍(お饅頭)」とのことです。その他に、お茶うけの生菓子を数種類作っておられます。巴最中はこしあんで甘みを抑えて作っているとのこと。四道将軍は、反対に粒あんで甘みをきかせているそうです。また、生和菓子はこしあんを基本に作られているそうです。

そんな話を伺っていると、お店の奥から大女将が出てこられました。「私共のお菓子は、添加物を使わずに、一つひとつ手作りです。」「是非お試しください。」とのこと。昔からしっかりしたお菓子を提供することに専念してきたのだろうと感じます。のれんの奥では、お菓子を一つひとつ手ずくりしている様子がうかがえます。
今日は、巴最中、四道将軍、ハート形胡麻入りサブレに生菓子数個をいただきました。

店を出てから気づいたのですが、店の通り側にはショーケースがあり、パンが置かれています。後日に、ネットで調べると、パンが美味しい和菓子屋さんという書き込みがたくさん寄せられていました。

代表菓子
1.四道将軍(SIDOSHOGUN):饅頭
小豆粒あんに薄い皮を纏い回りに砂糖がまぶされている。
餡がしっかり入っていて見た目以上にボリュームがある。
粒あんは小豆の形をとどめないようにつぶしています。しっかりとした甘みです。




2.巴最中(TOMOE-MONAKA):最中
一口サイズの最中で、餡はこしあんで甘みを抑えていますので食べやすいです。
本当に一口でいけるので2-3個で最中1個のボリュームです。大変、食べやすい最中でした。


2017年11月3日金曜日

食べ歩き(106) 会津 えびや

会津若松駅から20分ほど歩いたところにある「えびや」さんへ伺いました。
店構えからも、古いお店なのだろうなと思わせる佇まいのお店です。明治からの店のようです。現店主は4代目のようです。店の中に、このお店をモデルにしたのだろうなと思われる絵があります。齊藤清画伯の作です。齊藤画伯は、世界的に評価の高い版画家です。「会津の冬」と言う作品が有名です。店の方に伺うと、このお店も齊藤画伯の会津の冬のモデルになったのだそうです。


鰻がメインのお店ですが、会津ソースかつ丼の会にも登録されています。鰻も食べたいし、ソースかつ丼もいただいてみたいと思いながら店の中へ。
鰻は、大串と言うのがありますが、見たところそんなに大きな鰻ではなさそうです。そこで、鰻重はごはん少な目でお願いし、ソースかつ丼は、ご飯無しでお願いしました。その他に、肝焼きとうまきもお願いしましたが、少し多かったかもです。

最初にご飯無しかつ丼が、その後、鰻重が出されました。カツは、ヒレカツです。あっさりしたヒレカツで食べやすいカツでした。鰻は予想通りにあまり大きくない鰻でしたので、カツ+鰻でも大丈夫でした。肝焼きは驚くほどたくさんでした。
お店の方で気を遣っていただき、茶わん蒸しまでご馳走になり満腹でした。でも、そんなにカロリーが高いわけではありませんでした。ご飯の量を相当減らしたのが良かったようです。


この肝焼き、美味しい


食べ歩き(107) 秋田 すし兆

訪問する先が、だんだん同じ店になって来ているのを実感しています。
すし兆さんへも、2回目の訪問です。前回は半年前でしょうか?

最初に、前回より予約がとり易かったということです。その原因は、予約の方法を覚えたという私自身が原因で、もう一つは、値段が上がったという事かもしれません。前回は5,500円でしたが、今回は7,500円になりました。お酒代は変わらず、飲む人は1,500円がプラスされて、いくつもの美味しい(という話ですが、下戸のため分からず)お酒が沢山飲めます。

本日も、仕事の効いた寿司が次から次へと親方が握ってくれます。仕事が早いです。カウンターには、今日は4名が陣取っていますが、親方の握るスピードで皆が頂いています。というより、我々に親方が合わせてくれているのだと思われます。
本日も、美味しい寿司をいただきました。

本鮪
アラ
アマダイ昆布〆
真鯛
ヒラメ昆布〆
イカ
サイマキエビ
コハダ
サワラ
イクラ
穴子
アジ
イワシ
赤貝
〆鯖炙り

2017年10月31日火曜日

食べ歩き(105) 酒田 玉勘 

またまた、玉勘へ伺いました。
定期的にここの鰻が食べたくなるのです。

今回は、時間が無い中途中下車して走ってお店に到着。酒田に伺うときはいつも雨ですが、今日は珍しく曇り空でした。駅からは少し離れたところにありますが、「酒田=玉勘」という公式が出来上がっており、今日も玉勘へ直行です。

これまでに試したことの無い鰻重に加えてかば焼きを追加してダブル鰻でいただこうと、オーダーをしました。鰻が多すぎかなとは思いましたが、一度試してみたかったのです。そのために、朝食なしでの直行でした。

お願いしてから40分ほどで鰻重+かば焼きが届きました。圧巻です。これを一気にいただきました。鰻が美味しいです。しかし、「お米が足りない・・・」気分になります。
なるほどです。鰻重のバランスは、鰻の量、ご飯の量と店のタレの味と濃さが整わないといけないようです。鰻が多すぎるのもあまりよくないのですね。他店で鰻の量を増やしての2段や3段というのは、その店だから良いのかもしれません。
「超贅沢で、かつ、無駄なお願いをしたのかもしれない。」と反省です。
しかし、玉勘の鰻と卵焼きはいつも美味しいです。